がん細胞を直接攻撃する食事療法

がん細胞を直接攻撃する食事療法とは?

『自宅でできるがん補完代替療法』でお話したように、

がん細胞には、がん細胞に特徴的に見られる

・唯一使用可能なエネルギー

・身の守り方

・栄養補給の方法

・増殖の方法

などがあります。

 

こちらのページでは、このがん細胞の

『唯一使用可能なエネルギー ブドウ糖(グルコース)』

を遮断する兵糧攻めによってがんを治療する

『食事療法(糖質制限食)』を紹介いたします。

現在、様々ながんの食事療法が見受けられますが、

直接がん細胞を攻撃する食事療法は

『糖質制限食』

のみになります。

各クリニックの先生が出版している書籍やレシピ集、

アフターフォローもあるDVDも販売されているので、

自宅ででも、自分一人でも実行できます。

糖質制限食のメリット・デメリット

自己免疫力や体力をアップしてがん治療を行う食事療法である

星野式ゲルソン療法、済陽式食事療法、西式甲田療法

比較してのメリット・デメリットになります。

 

糖質制限食のメリット

・自己免疫力をアップする食事療法に比べて即効性がある

・毎朝野菜・果物ジュースや青汁を作り続ける手間がかからない

 

糖質制限食のデメリット

・値段の安い甘い物、炭水化物をほとんど食べず、高額な魚や肉、

油脂類を多く摂取するので、必然的に食費が上がる

 

なぜ糖質制限でがんが治療できるのか?

のちの1931年にノーベル医学生理学賞を受賞した

オットー・ワールブルグ博士は、1923年から発表し続けた論文で

『がん細胞の唯一の栄養・エネルギー源はブドウ糖(グルコース)である』

という衝撃の事実を発表しました。(ワールブルグ効果)

食事療法(糖質制限食)とは、この理論に基づき、

ブドウ糖の元となる糖質(糖質が体内で分解されてブドウ糖になる)

を体を維持するのに最低限必要な量に制限して、

がんに栄養・エネルギー源を与えず、兵糧攻めにして

がん治療をしようという食事療法になります。

 

がん細胞は不死で、永遠に増殖し続けると

聞いたことがあると思います。

何故なのでしょうか?

 

人間の体の通常の細胞内では、酸素がある状態では

ミトコンドリアでブドウ糖1ケから36ケのエネルギーが作られ、

酸素のない状態では、細胞質内で2ケのエネルギーが

作られます。

 

ミトコンドリア内でのエネルギー生産は非常に

効率が良いのですが、このミトコンドリアは、その細胞の

アポトーシス(自死)の機能もあわせて管轄しており、

古くなった細胞や、異常を起こした細胞は、

自然に自死するようプログラミングされているのです。

がん細胞は、自らが不死になるために、この

ミトコンドリアの働きを抑えてしまっているのです

そのためがん細胞は、不死になることはできたのですが、

効率の良い36ケのエネルギーを生産する方法がとれず、

効率の悪い2ケのエネルギーを得る方法でしか、

エネルギーを得ることができないために、

ブドウ糖をどんどんかき集めなくてはならなくなったのです。

でも、

がん細胞にブドウ糖が入ってこなければ、

いくら不死のがん細胞でも死ぬしかないのです

 

さて、

糖質(ブドウ糖)を断てば、がん細胞は、

ただちにエネルギーを得られなくなりますが、

正常細胞も共にエネルギーを得られなくなるのでは…?

 

御心配には及びません♪

正常細胞には、がん細胞にはできない

特別なエネルギーを得る方法があるのです。

テレビやダイエット雑誌などで『ケトン体』という

名前を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。

このケトン体は、

ブドウ糖が枯渇した時に、肝臓で緊急用に

エネルギーを生み出すために脂肪から作り出される物質であり、

それ自体、抗がん作用も併せ持つ素晴らしいエネルギー源です

がん細胞は、ケトン体からエネルギーを作るときに必要な酵素

の働きが弱っているので、これを利用できません。

 

糖質制限食によるがん治療とは、

糖質を制限して、がん細胞は利用できないが、

通常の細胞はエネルギー源として利用できるケトン体を増やし、

がん細胞だけを死滅させる食事療法なのです

 

糖質制限食Q&A

ブドウ糖だけが脳の栄養と聞いたがどうなの?

ブドウ糖は血液脳関門という関所を通ることができ、脂肪はできないのでブドウ糖のみが唯一の栄養であると誤解されています。

実際は、ケトン体もその関所を通過できるので栄養となります。

糖質制限すると糖新生でブドウ糖ができるのでは?

糖新生とは、ブドウ糖が足りなくなった時、アミノ酸や脂肪を分解してエネルギー源となるブドウ糖をつくる体の仕組みです。

脂肪とタンパク質と脂質の食材比率など、正しい糖質制限を行えば、ケトン体が主たるエネルギー源となるため、糖新生が起こりにくくなります。

完全に糖質を0にした断糖食じゃいけないの?

がん細胞の他にも、唯一ブドウ糖しかエネルギー源として使えない臓器があるため、最低限の糖質は摂取しなければなりません。

赤血球と肝臓です。

赤血球はミトコンドリアを持たないため、肝臓は自分で自分が作ったケトン体を使ってしまわないために酵素がないのでブドウ糖しか利用できません。 この2つの臓器にエネルギー源を供給するため糖質を0にすることはできません。 ブドウ糖をがん細胞にやらずに、この2つの臓器にだけ届けるにはGI値の低い(血糖値が上がりにくい)糖質を摂ることが大切です。

 

糖質制限食の実践法

実際に糖質制限食を指導している先生を紹介いたします。

もちろん、それぞれのクリニックのそばにお住まいの方は、

一度受診してみるのもおすすめです。

 

崇高クリニック(兵庫県加古川市) 荒木裕先生の糖質制限食

 

荒木先生は糖質制限食の草分け的存在の先生の一人です。

がんに特化した糖質制限食をまとめたDVDを発行しています。

(荒木式断糖食とありますが、中身は糖質制限食です)

がんに特化したもののため、食事制限はきついです。

本より値段は上がりますが、活字ではなく映像で見た方が理解できる方、

何かわからないこと(これ食べていいの?など)があった時に質問したい方は、

メールサポートもあるこちらのDVDがおすすめです。

DVDの詳細はコチラ↓↓から確認してください。\29,800

*崇高クリニックからではなく、販売会社からの購入となります

 

ハタイクリニック(東京都目黒区) 西脇俊二先生の糖質制限食

荒木先生のお弟子さん筋にあたる先生です。

クリニックでは、糖質制限食に超高濃度ビタミンC点滴を組み合わせた

がんの代替医療を受けることができます。

 

元アクアクリニック 釜池豊明先生の糖質制限食

整形外科医の釜池先生は、薬を使わずに、

食事療法と運動だけで、肥満・高血圧・高脂血症の

患者さんたちを救ってきましが、いろいろ国ともめて、

現在病院は閉鎖され、沖縄の離れ小島で暮らしているそうです。

基本、糖尿病患者さん向けの糖質制限食であり、

1日1食、肉と緑野菜のみという一番きつい糖質制限食になります。

 

高雄病院 江部康二先生の糖質制限食

釜池先生と同じく、糖尿病患者さん向けの糖質制限食では

有名な先生です。(先生の兄が釜池先生と京大医学部で同級生)

糖質制限食に関する本もたくさん出しています。

病院での糖尿病治療では、きつい糖質制限からゆるいものまで

3段階の糖質制限食で糖尿病を治療しているようです。

 

北里病院 山田先生の糖質制限食

北里大学北里研究所病院の糖尿病センター長、

山田悟先生は我慢をしいらないおだやかな糖質制限を

提唱しています。

院内のレストランでは、先生監修のランチやスイーツも

提供しているそうです。

 

糖質制限食が向かない方

糖尿病

糖質制限食は即効性があるため、

血糖降下薬やインスリン注射をしている方は、

低血糖発作をおこす可能性があります。

必ず主治医に相談するか、できれば

入院して糖質制限食を行いましょう。

 

肝臓病、腎臓病

高タンパク、高脂肪で、肝臓や腎臓に

かなりの負担がかかります。

また、ケトン体は肝臓で作られます。

したがって高度の肝障害、腎臓障害のある方には

おすすめできません。

 

*上記に該当する方には、主治医とご相談のうえで、

玄米生菜食で血糖値が上がりにくい西式甲田療法

検討してみてはいかがでしょうか

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