免疫細胞を増強する東洋の叡智

がんに対する免疫細胞を増強する東洋に伝わるものとは?

『免疫』は、自分と自分以外のものを区別し、

自分以外のもの(異物)を攻撃し、体から取り除く仕組みです。

『自宅でできる補完代替療法』でお話したように、

体内で異物であるがん細胞を攻撃してくれる免疫細胞には、

司令塔としての、ヘルパーT細胞

攻撃実行部隊としての、キラーT細胞、B細胞

パトロール部隊としての、

NK細胞、マクロファージ、好中球、樹状細胞

があり、お互い連携を取り合って日々

私たちの体を守ってくれているのです。

がん細胞をやっつけてくれる免疫細胞たち

このページでは、がん細胞を攻撃する

免疫細胞の力を増強する『東洋の叡智』

について紹介いたします。

 

漢方に関しては、現在様々な病院、クリニック

において、西洋医学と漢方を組み合わせて

がんの治療やQOL(生活の質)の向上に関して

実際に成果を挙げているので、こちらに関しては、

医薬品やサプリのページで紹介しています。

 

東洋医学と西洋医学

そもそも、西洋医学は手術にしても抗がん剤にしても、

病気そのもの(腫瘍)を診る対症療法であるため、

がんに対する抵抗力や治癒力を高める

という考え方はありません

一方で、3000年の歴史を誇る東洋医学や

日本古来の医学では、病気ではなく、

人そのものを見る、全身の状態を改善することに

重点を置いてきました。

 

東洋や日本で古来より行われてきた医学には、

体の栄養状態や体力を回復させ、

免疫力などのがんへの抵抗力を上げ、

西洋医学による副作用の軽減や、

がんの治癒効果を高めるものがありますので

このページで紹介していきます。

 

現在、アメリカなどにおいても、

人間の体を様々な部品からなる機械と

捉えるのではなく、精神と身体の

統合された全体として捉える

『ホリスティック医学』

の考え方が徐々に広まってきています。

 

瞑想・気功・太極拳

β(ベータ)‐エンドルフィンという名前を

聞いたことがあるでしょうか?

β‐エンドルフィンは気持ちがいい、楽しい、

幸せ!と感じたときに分泌される物質です。

瞑想、気功、太極拳をするとα波がでて、

リラックスできると言われますが、まさにその時、

β‐エンドルフィンが分泌されているのです。

 

がん治療において、イメージ療法や気功の

有効性が報告されていますが、これに

関連しているのが、このβ‐エンドルフィンです。

がん細胞を攻撃する免疫細胞である、

NK細胞やリンパ球の表面には、この

β‐エンドルフィンが結合する特定の部位があり、

ここに結合することにより、NK細胞やリンパ球は

活性化され、攻撃力が増すのです。

 

鍼灸

鍼灸については、「がんの補完代替医療ガイドブック」

にも載っており、特定の病気、疾患に対する治療ではなく、

痛み、こり、むくみ、冷え、しびれなど、

さまざまな身体的症状を緩和したり、除去したりと

QOLの改善が目的と書いてあります。

鍼灸について詳しくはこちらのページをご覧ください。

しかし、

鍼灸の刺激により、体内のβ‐エンドルフィンの

分泌も高まるという研究も報告されています。

鍼(ハリ)を刺すと、痛みが神経を通して脳に伝わります。

この痛みが継続すると、脳は痛みから身体の動きが

悪くなることを防ぐために、多幸感に加えて、

鎮痛効果もあるβ‐エンドルフィンを分泌し、

痛みの感覚を麻痺させるのです。

 

アーユルヴェーダ

エステで有名なアーユルヴェーダですが、元々は

5000年の歴史を持つ、インドの伝統医学です。

アーユルヴェーダのラサーヤナ(若返り)療法で用いられる

天然ハーブ、トリファラ、グドゥチ、プナルナバなどには

抗酸化作用があることがわかっており、さらに

脱毛、吐き気、嘔吐、便秘、貧血などの

化学療法や放射線療法による副作用を軽減する

働きがあることが臨床試験によって明らかになっています。

したがって、

化学療法とアーユルヴェーダ療法を併用するのもいいし、

化学療法を始める10日ほど前からスネーハナ(油剤)療法

を行い、副作用を緩和させるのもいいでしょう。

 

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