がん補完代替療法(アロマテラピー)

がん補完代替療法(アロマテラピーの効果)

近年のがん標準治療において、

外科手術の入院期間は短くなり、

化学療法(抗がん剤治療)や放射線治療では、

通院しながら治療を続けるということも

多くなってきました。

通院治療や自宅での療養は、普段通りの生活ができ、

不安やストレスが軽減されるという方もいらっしゃれば、

標準治療による副作用がひどくなっても

すぐに病院に行けないとストレスや不安が溜まる方も

いらっしゃると思います。

 

こちらのページでは、日本補完代替医療学会が発行している

「がんの補完代替医療ガイドブック」にも載っている

『アロマテラピー』による補完医療について解説していきます。

アロマテラピーによるがん補完代替療法

アロマテラピーの目的と効用

アロマテラピーは、特定の植物から抽出した

『芳香成分』を含むエッセンシャルオイル(精油)

を用いた芳香療法のことを言います。

 

がん補完代替療法としてのアロマテラピーの目的は、

1.不安感、うつ状態など精神的症状の改善

2.がんの痛みなど身体的症状の改善

3.抗がん剤や放射線治療の副作用の軽減

4.食欲不振、下痢・便秘の緩和

5.免疫力の向上

などです。

エッセンシャルオイル(精油)に含まれる芳香成分が、

自律機能をコントロールしている脳の視床下部に働きかけ、

自律神経系、内分泌系、免疫系のバランスを整え、

効力を発揮すると考えられています。

 

アロマテラピーの種類

アロマテラピーによるがん治療

アロマテラピーを楽しむ方法には、アロマバス、フットバス、

アロママッサージ、芳香浴などがあります。

アロマバス(全身浴)

入浴する時に、バスタブのお湯に3~5滴の

エッセンシャルオイルを落とし、全体になじませます。

立ち上がる香りをゆっくりと深呼吸で摂り入れます。

 

フットバス(足浴)

足湯するときに、エッセンシャルオイルを

2~3滴落とし、なじませる。

 

アロママッサージ

オリーブオイルなどマッサージ用のオイルに好みの

エッセンシャルオイルを数滴よくなじませてから、

リラックスさせたい体の部位をマッサージします。

 

芳香浴

アロマディフューザーやアロマポットにお湯をセットし、

そこに数滴のエッセンシャルオイルを落として

部屋に広がる香りを楽しみます。

アロマポットは火を使いますが、

アロマディフューザーは電気式で、タイマー付き

のものもあるので、就寝時にも安心して使えます。

↓超音波振動による静かなアロマディフューザーです。

*上記ラサーナHPではエッセンシャルオイルも購入できます

アロマテラピーの注意点

・心身への影響を考慮し、少しの量から始めてみましょう

・自分の好きな香りを楽しみましょう

・〇〇に効くからと言って嫌な香りを嗅いでも効果はでません

 

エッセンシャルオイルの種類と特徴

ラベンダー

リナロールという成分が、副交感神経の働きを良くし、

末梢血管を広げる作用があります。

鎮静作用、誘眠作用、免疫力アップ効果が期待できるので、

抗がん剤の副作用である口内炎や感染症、

放射線治療後に起こる皮膚の炎症の緩和に

向いています。

 

レモン

レモンのさわやかな香りは、落ち込んだ気分や

頭痛、消化器系の不快な症状、

抗がん剤の副作用による吐き気の緩和に

向いています。

 

ペパーミント

痛みの軽減や自律神経のバランス調整に加え、

消化器系の不快な症状や、

抗がん剤の副作用による吐き気の緩和に

向いています。

集中力アップ、活力アップ効果もあります。

 

ローズ

免疫調整や女性ホルモンのバランス調整、

皮膚再生の促進、肌の保湿効果のほかにも

心を癒す作用も持っていると言われています。

抗がん作用をもつゲラニオールという物質も含んでいます。

 

ローズマリー

抗うつ作用、健胃作用、集中力アップ効果があるので、

無気力、うつっぽい状態で、元気のない時に

おすすめな香りです。

 

ユーカリ

集中力アップ、活力アップ効果があります。

利尿作用もあるので、むくみがあるときに

使うとスッキリします。

 

乳がんの方への注意点

乳がんで、ホルモン療法を受けている方は、

フェンネル、クラリセージ、アニスは避けましょう。

これらには女性ホルモン様物質が含まれているので

治療に差し支えます。

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